オリジナルホビー・工芸用<真空脱泡槽>

ホビー・工芸用真空槽製作風景

製作経緯

注型・鋳造時に凝ってくると避けて通れない真空脱泡。
しかし手ごろな脱泡槽が売っていない。そこで寸胴を利用して自作される方もいます。私もその一人でした。
サイズ的には良いがポリカーボネート製やアクリル製は有機溶剤に弱いのと最大弱点は内部で沸騰して飛び散った
ウレタンなどが固着して取れなくなり内部観察が出来なくなることです。無理に削り取っても見ずらくスクレーパーの
傷から圧壊でもしないかドキドキしながらやっていました。
そんな時1/6フィギアの2次原型の製作依頼が。
これがトラブルの連続、原因を探すのに時間がかかりクライアントに迷惑をかけてしまいました。
原因は真空ポンプが実用真空度にわずかに達していないため充分な脱泡が出来ていなかったのでした。
ポンプのオーバーホールと調整を繰り返しやっと納品にこぎつけました。
毎回真空がらみの仕事で苦労するので注型、鋳造における脱泡システムの構築の必要性を感じて 真空槽を設計しました。
今までの仕事の最大サイズを基準に内寸300×300×500として鉄板で箱を作ります。
このサイズですと実用真空度に達するのに時間がかかりそれから沸騰させてリークさせるとポリウレタンの場合
量が多いと硬化があっという間に起こり注型ミスにつながりやすいので遠隔で2液の混ぜ合わせと注入が必要となり
遠隔棒のシールとパーツ製作も出てきました。
そこで完成したのが下の真空槽です。ボディは分解可能な各面フランジ構造でボルトで締めてあります。

箱の側面のシャフト2本はA液B液用で上のは攪拌用です。



使いやすいサイズの真空脱泡槽を商品化しました

引渡しは工房状況によります

御礼!!1回目販売は完売いたしました。

次回の基本サイズは2種類に増やそうと思います。

真空槽の外観とスペック(ポンプは含まず)
真空槽と真空ポンプの接続例
特長
必要最低限の仕上げと入手しやすい配管材は別売にして価格を抑えました。
縦でも横でも使えます。
縦に置いた真空脱泡槽 縦に置いた真空脱泡槽 縦に置いた真空脱泡槽
真空ポンプを新品で購入しても12万くらいから脱泡システムが構築出来ます。
当工房の真空槽はリーク時に風圧が直接内容物に当たらない様になっています。
ポンプに異物が入りにくい上部吸引です。

鉄製ですのでサビ予防が必要です使用後時々CRC-556などでお手入れして下さい。
仕様、価格は予告無く変更される事があります。


用途(過去に当工房での使用例)

◎シリコンによる型取り時の脱泡
◎ポリウレタンなどレジンのキャスト(注型)
◎脱泡いろいろ(そのままでは浮かんでしまうカメ水槽用の濾材の脱泡・標本の薬品処理)
◎樹脂封入
◎浸透・含浸
◎乾燥


真空槽本体仕様
素材 板厚3.2ミリ鉄製 
サイズ 200ミリ×200ミリ×200ミリ(フランジ部除く)7.8リットル
付属機能 真空計用ブッシング1/8、配管ブッシング3/8、パッキング 
価格 48,000円


オプション     
20ミリ厚アクリル5,000円
配管パーツ 真空計、バルブ、継ぎ手、5,000円
塗装(防塵目的) 2,000円(刷毛塗り)

パッキングは市販のゴム材を利用して考案した物です。交換は購入者各自行ないます。当工房への依頼は有料になります
アクリルの厚板や配管パーツは入手ルートにより値段差が有るのであえて別売とさせていただきました。
他サイズや腐食に強いステンレス製などについてはお気軽お問い合わせ下さい。
サイズと製作費の関係ですが基本型6000円/リットル、他のサイズは8000円〜10000円/リットルで見積りしています。(鉄製) 製作可能サイズ50リットルまで。

安く設定してしまったので、申し訳有りませんが卸売りは出来ません。現金取引のみです。


info★mugen-craft.com
★印を@に入れ替えて送信下さい。

ショップのトップに戻る